この度は、田辺眼科クリニックにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
院長の田辺直樹です。
私たちは、「地域の皆様に最高の医療と温かなケアをお届けしたい」という想いを大切に、患者様の目の健康を守るために全力を尽くしています。
「見える喜びを一人でも多くの方に届けたい」という願いを込めて、患者様一人ひとりに対して、まるで自分の家族や大切な人に接するような気持ちで、心からのケアを提供しています。
また、私たちのチームは、最新の医療技術と専門知識を活かし、適切な診断や治療を行い、その後の経過もしっかりとサポートしています。患者様の視力が回復し、笑顔が増えることが、私たちにとって何よりの喜びです。
白内障手術は、ぜひ田辺眼科クリニックにお任せください。
クリニックは名古屋市昭和区にあり、スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
まずはお気軽にお問合せください。
白内障手術をご希望の方へ
白内障手術をご検討中の方は、まず一度当院にご来院ください。診察と検査を通して、手術が必要かどうかを医師が丁寧に判断し、その後、手術前の検査や日程について一緒に決めていきます。
初診の方について
初診の方は予約制ではありませんが、当日の流れをスムーズにするために、事前に「初診受付サービス」をご利用いただけます。これは、問診票などの情報を事前にご入力いただくことで、来院時の手続き時間を短縮できるサービスです。
- 初診受付サービスを利用して、事前に必要情報を入力
- ご来院後、検査と診察を行い、手術が必要かを判断
- 必要に応じて術前検査や手術の日程を決定
受診当日の流れやご持参いただくものを下記ページにて紹介しています。
問診票の事前ダウンロードも可能です。
再診の方について
再診の方は、一部時間帯で予約が可能です。
再診予約をご希望の方は、お電話でお問い合わせください。
田辺眼科が選ばれる理由
負担の少ない日帰り手術
当院では、最新の技術を駆使し、患者様の負担を最小限に抑えた日帰り手術を行っています。短時間でスムーズな手術が可能で、丁寧な対応と万全のサポート体制で、安心して治療を受けていただける環境を整えています。
手術に対する不安を解消する丁寧な説明
当院では、医師やスタッフが丁寧でわかりやすい説明を心がけ、患者様一人ひとりの不安をしっかりと解消します。眼内レンズの選択においても、患者様の生活スタイルやご希望に応じて最適なものをご提案し、安心して手術に臨んでいただけるようサポートいたします。
一貫した検査・手術の提供
国家資格を持った視能訓練士が、正確かつ温かな対応で検査を行います。白内障の検査、診断から手術まで、すべて当院で一貫して行える体制を整え、スムーズで安心の医療を提供しています。
手術後も安心のサポート
手術後、お一人でご来院された場合でも、タクシーでご自宅までお送りいたします(2,000円まで負担)。術後の夜には、手術後の様子をお伺いするためにお電話を差し上げます。何か気になる点がございましたら、いつでもご相談いただけます。また、定期的な検査や診察を通じて、手術後の回復をしっかりサポートいたします。
緊急時の万全の対応
万が一、緊急事態が発生した場合には、いつでもご連絡いただけるように院長の携帯電話番号をお伝えしています。手術後、ご自宅で何か問題があった際も、すぐに対応できる体制を整えていますので、安心して治療を受けていただけます。
田辺眼科クリニックの手術の実績
当クリニックの手術実績は下記の通りです。
年度 | 件数 |
2023年 | 463件 |
2012~2022年 | 4651件 |
白内障とは?
白内障は、目の中の「水晶体」(カメラのレンズにあたる部分)が徐々に濁ってくる病気です。通常、水晶体は透明で、光をしっかりと通すことで物がはっきりと見えます。
しかし、加齢などの影響で水晶体が濁ると、光がうまく通らなくなり、視界がぼやけたり、まぶしく感じたりするようになります。これが白内障です。早めの診断と治療が視力を守るために大切です。
白内障の初期症状
白内障の初期段階では、目立った見え方の変化がほとんどなく、自覚しにくいことが多いです。進行すると、視界がぼやけたり、光がまぶしく感じたりといった症状が現れます。
これらの症状はゆっくり進行しますので、少しでも違和感を感じた場合は、早期に眼科の診察を受けることをおすすめします。早期発見と治療が、視力を保つために重要です。
白内障が進行すると現れる症状
白内障が進行すると、次のような症状が現れることがあります。
- 視界がかすんで物が見えにくくなる
- 光がまぶしく感じる
- 近くの物が一時的に見えやすくなる
- 急に眼鏡が合わなくなる
- 物が二重、三重に見えることがある
これらの症状が現れた場合は、進行した白内障の可能性がありますので、眼科での診察を早めに受けてください。
白内障の種類と原因
白内障はさまざまな原因で発症しますが、最も多いのは「加齢」によるものです。このような加齢が原因で起こる白内障を「加齢性白内障」と呼びます。年を重ねると誰でも水晶体が少しずつ濁っていきますが、これが加齢性白内障であり、一種の老化現象です。年齢が高くなるほど、発症するリスクが高くなります。
このほか、白内障にはいくつかの原因が考えられます。
各タイプの白内障の原因はあくまで一例です。症状を自分で判断せずに、一度当院で診察を受けることをおすすめします。
白内障の種類 | 原因 |
---|---|
加齢性白内障 | 加齢 |
全身疾患に合併する白内障 | アトピー性皮膚炎、糖尿病など |
先天性白内障 | 風疹など |
外傷性白内障 | 目のケガなど |
併発白内障 | ぶどう膜炎など |
その他 | 放射線、薬剤(ステロイド剤) |
加齢性白内障
白内障の中で最も多く、全体の約90%以上を占めます。加齢に伴い、水晶体のタンパク質が変性し、濁ることで発症します。長年の紫外線暴露による活性酸素の増加が発症のリスクを高めます。
併発性白内障
ぶどう膜炎、緑内障、網膜剥離など他の眼疾患に伴い発症します。これらの眼の病気の診断を受けた場合は、定期的に眼科を受診して経過を観察することが大切です。
全身疾患に伴う白内障
糖尿病やアトピー性皮膚炎と共に発症します。アトピー性皮膚炎患者の場合、目をこすったり叩いたりすることで白内障になる場合があります。若年層で発症することが特徴です。
薬物性白内障
ステロイドの長期使用が原因で発症しやすく、発症から手術が必要になる程度の視力低下まで、数ヶ月から1年程度のスピードで進行します。薬剤には飲み薬、吸入薬、塗り薬、目薬などがあります。
その他の白内障
赤外線や電離放射線への暴露が原因で発症します。放射線白内障は、水晶体の後側表面を覆う傷害を受けた細胞に発症し、放射線被曝後、高線量であれば早くて1-2年、低線量であれば何年も経ってから症状が現れます。
白内障が進行、放置すると
白内障は進行性の病気で、放置すると視力が悪化し、日常生活に大きな影響を与えます。以下は、白内障を放置することで起こり得る主なリスク
です。
視力の低下
白内障が進行すると、水晶体の濁りが増して、光がうまく目に届かなくなります。その結果、視界がぼやけて、読書や運転、日常の物の識別が難しくなり、生活の質が低下します。
失明のリスク
白内障を長期間放置すると、最終的に視力を完全に失う可能性があります。白内障は世界的にも失明の主な原因となっており、早期診断と治療が、失明を防ぐために非常に重要です。
水晶体融解性ぶどう膜炎
水晶体が溶け出して強い炎症を引き起こす可能性があり、「水晶体融解性ぶどう膜炎」と呼ばれる病気を発症することがあります。この場合、強い痛みや充血が伴い、緊急手術が必要となることもあります。
急性緑内障
白内障が進行すると、水晶体が厚くなり、目の中のスペースを圧迫して眼圧が急上昇することがあります。これが「急性緑内障」を引き起こす可能性があり、視神経にダメージを与えて、視野が欠けたり、最悪の場合は失明につながる危険性があります。
他の眼疾患の発見が遅れる
水晶体が濁ることで眼底の検査が難しくなり、糖尿病性網膜症や網膜剥離などの重大な眼疾患の発見が遅れる可能性があります。
手術が難しくなる
白内障が進行すると、水晶体が固くなり、手術の難易度が高くなります。その結果、手術後の回復に時間がかかったり、合併症のリスクが増えることがあります。
大がかりな手術が必要になることも
白内障がかなり進行すると、一般的な手術では対応できず、濁った水晶体をすべて取り除く大がかりな手術が必要になることがあります。この手術は回復に時間がかかるだけでなく、強い乱視が残ったり、他の合併症が発生するリスクも高まります。
白内障のセルフチェック
白内障は、初期段階では気づきにくいことが多いため、早期発見のためにも自覚症状からセルフチェックを行いましょう。
※このチェック結果は目安です。少しでも気になる場合は、なるべく早く専門医を受診してください。
セルフチェック項目
- 7個以上の方
- 気になる自覚症状が10個以上あります。早期に眼科を受診して、白内障の検査を受けてみましょう。
- 6個以下の方
- 今すぐに対応が必要な白内障の心配はありません。早期発見、早期治療のため、定期的に眼科を受診しましょう。
セルフチェックの重要性
白内障は進行が緩やかなため、ある程度進行しないと自覚症状に気づきにくい場合もあります。こまめに目の状態をチェックし、以前と比べて違和感がないか確認しましょう。
もし当てはまる項目が多い場合は、早期に眼科医による診察を受けることをおすすめします。
早期の診断と治療は、視力の低下や日常生活への影響を防ぐ上で非常に重要です。
白内障手術をご希望の方へ
白内障手術をご検討中の方は、まず一度当院にご来院ください。診察と検査を通して、手術が必要かどうかを医師が丁寧に判断し、その後、手術前の検査や日程について一緒に決めていきます。
初診の方について
初診の方は予約制ではありませんが、当日の流れをスムーズにするために、事前に「初診受付サービス」をご利用いただけます。これは、問診票などの情報を事前にご入力いただくことで、来院時の手続き時間を短縮できるサービスです。
- 初診受付サービスを利用して、事前に必要情報を入力
- ご来院後、検査と診察を行い、手術が必要かを判断
- 必要に応じて術前検査や手術の日程を決定
受診当日の流れやご持参いただくものを
下記ページにて紹介しています。
問診票の事前ダウンロードも可能です。
再診の方について
再診の方は、一部時間帯で予約が可能です。
再診予約をご希望の方は、お電話でお問い合わせください。
田辺眼科の白内障手術につきまして
当院では、「超音波乳化吸引術」を用いた白内障手術を行なっております。
超音波乳化吸引術とは?
超音波乳化吸引術は、白内障により視力が低下した際に行う手術です。この手術では、濁った水晶体を取り除き、透明な人工の水晶体(眼内レンズ)に置き換えることで視力を改善します。
白内障による視力低下を効果的に治療するには、手術が必須です。
手術において使用する眼内レンズには「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ」があります。
単焦点レンズは一定の焦点距離でクリアな視界を提供し、多焦点レンズは近距離と遠距離の両方に焦点を合わせることが可能です。患者様の日常生活やニーズに合わせて、最適なレンズタイプを選択するために、当院では詳細なカウンセリングを行い、患者様のご希望を詳しくお伺いします。
白内障手術についてよくある質問はこちら
手術機械につきまして
眼科用手術顕微鏡システム(Leica社製)
当院では、Leica社製の手術顕微鏡を使用しています。この顕微鏡は、クリアでシャープな観察像を提供し、手術中に精密な視野を確保します。快適で使いやすい操作性を備え、術者が最高の環境で手術を行うことができるため、患者様にとって安全かつ正確な治療を受けていただけます。
超音波白内障手術装置(NIDEK CUBE α)
NIDEK社のCUBE αは、白内障手術において先進的な超音波技術を駆使してい
ます。わずか3~4ミリの小さな切開で手術を行うことが可能で、これにより
術後の回復が早く、手術中の痛みもほとんど感じません。当院では、この装
置を使用して、患者様にとって負担の少ない、安全で効果的な治療を提供し
ています。
眼内レンズにつきまして
眼内レンズには2つの種類があります。
単焦点レンズと多焦点レンズです。
単焦点レンズは健康保険適用ですが、多焦点レンズは健康保険適用ではありません。
単焦点レンズ
眼内レンズは、もともと私たちの目の中にある水晶体(レンズ)とは違い、ピントを自動で調整する機能はありません。そのため、ピントが合う距離が1つだけ決まります。
- ピントを合わせる距離を選ぶ必要がある
例えば、遠くにピントを合わせた場合、近くの物を見るときにはメガネが必要です。逆に、近くにピントを合わせた場合は、遠くを見るときにメガネが必要になります。
- 乱視矯正用レンズもあります
乱視のある方には、乱視を軽減する乱視矯正用(トーリック)単焦点レンズも選べます。このレンズを使うことで、見え方がよりすっきりし、視力の質が向上します。強い乱視のある方も、メガネへの依存が少なくなり、強い乱視用のメガネをかけなくてもよくなることがあります。
ただし、乱視矯正用レンズですべての乱視が完全に矯正されるわけではありません。また、目の状態によっては、このレンズが使用できない場合もありますので、医師と相談の上、適切な選択をすることが重要です。
眼内レンズの特徴
1つの距離(遠くまたは近く)に焦点を合わせる
メリット:
- 焦点を合わせた距離ははっきり見える
- 夜間の光のまぶしさやにじみが出ない
- 健康保険適用で、治療費が抑えられる
デメリット:
- 遠くに焦点を合わせた場合は老眼鏡が、近くに焦点を合わせたばあは遠く用のメガネが必要になる
高性能な眼内レンズ
使われる眼内レンズは、どこの病院でも同じだと思われがちですが、実は施設によって選ばれるレンズが異なります。
当院では、次のような高性能な眼内レンズを使用しています。
- 自然な色合いに見えるレンズ
このレンズは、手術後も自然な色に近い見え方が得られます。
- 夜間の見え方を改善するレンズ
夜でもはっきり見えると評判の非球面眼内レンズを使用しています。これにより、夜間の視力が向上します。
- 乱視を矯正するレンズ
乱視がある方には、乱視を軽減できる乱視矯正用単焦点レンズもご用意しています。
当院では、同じ手術費用でもこれらの高性能なレンズを使用して、患者様の視力向上に努めています。
多焦点レンズ
多焦点レンズは、ピントが合う距離が複数あるため、遠くも近くもおおむね見やすくなります。これにより、メガネを使わずに生活できる場面が増える可能性があります。
ただし、単焦点レンズに比べると、見え方の質が少し落ちることがあります。たとえば、はっきりした視界を求める場合、単焦点レンズの方がクリアに見えることがあります。
また、目の状態によっては、この多焦点レンズを選べない場合もあります。医師と相談し、適切な選択をすることが重要です。
多焦点レンズの特徴
焦点を円中近の複数に合わせる
メリット:
- 遠距離から中距離、近距離までクリアな視界
デメリット:
- ハロー現象やグレアなどの光学的現象を経験する可能性がある
白内障手術で使われる眼内レンズについて
白内障手術では、年々進化している人工の眼内レンズが使われます。ただし、これらのレンズは、もともと私たちの目の水晶体のように厚さを変えてピントを調節することはできません。
特に、「メガネを使わずに、遠くも近くも見たい」と考える方のために、多焦点眼内レンズが開発されました。このレンズは、複数の距離にピントを合わせることができ、メガネを使う機会を減らすことができます。
どのタイプのレンズを使用するかは、患者様一人ひとりの生活スタイルやご希望に合わせて、医師と相談の上で決定いたします。
白内障手術の流れ
まず、眼圧検査や視力検査など、目の健康状態を確認するための一般的な検査を行います。その後、検査結果を基に医師が診察を行い、患者様の現在の生活での不便や困りごとを詳しくお伺いします。
免許の更新や日常生活での視力に関する問題がある場合、それも含めて総合的に判断し、手術の必要性や今後の治療方を詳しくご説明いたします。
診察後に、患者様のご都合に合わせて手術前検査の日時を決定いたします。
当日お持ちいただくもの
- 普段お使いのメガネやコンタクトレンズ
- 紹介状(他の医療機関からご紹介を受けている方のみ)
- 健康保険証またはマイナンバーカード
- 手帳やスマートフォンなど、スケジュールが確認できるもの
(手術を希望される方は、日程調整を行います)
白内障手術をご希望の方へ
白内障手術をご検討中の方は、まず一度当院にご来院ください。診察と検査を通して、手術が必要かどうかを医師が丁寧に判断し、その後、手術前の検査や日程について一緒に決めていきます。
初診の方について
初診の方は予約制ではありませんが、当日の流れをスムーズにするために、事前に「初診受付サービス」をご利用いただけます。これは、問診票などの情報を事前にご入力いただくことで、来院時の手続き時間を短縮できるサービスです。
- 初診受付サービスを利用して、事前に必要情報を入力
- ご来院後、検査と診察を行い、手術が必要かを判断
- 必要に応じて術前検査や手術の日程を決定
受診当日の流れやご持参いただくものを下記ページにて紹介しています。
問診票の事前ダウンロードも可能です。
再診の方について
再診の方は、一部時間帯で予約が可能です。
再診予約をご希望の方は、お電話でお問い合わせください。
眼内レンズの度数を決定するための精密検査を、国家資格を持った視能訓練士が行います。また、安全な手術を行うために、感染症の有無を確認するための採血を看護師が担当いたします。検査結果をもとに、手術の内容や注意事項について詳しくご説明します。
検査には約2時間かかりますので、時間に余裕を持ってお越しください。
ハードコンタクトレンズを装用している方は、手術前検査の2週間前からレンズの装用を中止していただきます。これにより、正確な検査結果が得られるようになります。
※ソフトコンタクトレンズをご使用の方は中止の必要はありません。
◼️瞳孔を広げる目薬の使用
瞳孔を広げる目薬を使用した検査があります。点眼後は4~5時間ほど、視界がぼやけたり、光が眩しく感じることがあります。そのため、車でのご来院はご遠慮ください。
手術日4日前から、感染予防のために抗生物質の点眼を開始していただきます。詳細な点眼のタイミングなどは、医師からの指示に従ってください。
手術前に再度診察を行い、眼内レンズの度数の最終確認を行います。この際、必要に応じて追加の検査と、涙の通り道(涙管)にお薬を通す処置も行います。この処置は、涙の流れを確認し、手術中の安全を確保するためのものです。
通常は片眼ずつ手術を行います。局所麻酔を使用し、手術は15~20分で終了します。
◼️来院からお帰りまでの時間
手術自体は短時間ですが、全体で約2~3時間かかりますので、時間に余裕を持ってご来院ください。
◼️洗顔・洗髪について
手術後1週間は洗顔や洗髪ができませんので、手術当日は事前に洗顔・洗髪を済ませてお越しください。
翌日診察・術後検診
翌日診察:手術後の経過を確認するため、翌日に診察を行います。
術後検診(手術後数日以内):瞳孔を再度広げる目薬を使用し、眼底検査を行います。
術後定期検診:手術後1週間は1日おきに検診を行います。その後、手術後2~4週目は週に1回、手術後1か月以降は月に1回程度の定期検診で眼圧や視力を確認します。
白内障手術後の生活につきまして
- 1. 目薬の使用
手術直後、傷口は自然に閉じますが、完全に治癒するには時間がかかります。感染予防のために、術後約1か月間は抗菌作用のある目薬を使用します。この目薬は、感染を防ぎ、炎症を抑え、傷の治癒を促進する役割があります。
- 2. 洗顔・洗髪について
手術後1週間は、目に水が入らないように洗顔や洗髪を控えてください。洗顔はタオルで顔を拭く程度にとどめ、目の周りはクリーンコットンで優しく拭いてください。クリーンコットンは当院でも購入いただけます。 洗髪は美容院や理髪店で、仰向けの状態で行えば可能です。ご自身での洗顔・洗髪は、医師の許可が出てから可能です。
- 3.目のケアについて
手術後、目を強く押さえたり、こすったりしないようご注意ください。目をこすると、傷口が開いたり、感染のリスクが高まることがありますので、特に注意してください。
また、手術前に洗顔・洗髪を済ませてからお越しください。
- 4. 入浴について
手術翌日から、首から下のシャワーは可能です。また、首から下だけであればお湯につかることも可能です。ただし、手術後1週間は目に水が入らないように十分注意してください。入浴や洗髪は1週間後から可能です。
- 5. 髭剃りについて
電動髭剃りは手術の翌日から使用可能です。ただし、カミソリの使用は手術後1週間控えてください。
- 6. 就寝時の注意
手術後2日間は、目を保護するために、ガーゼをテープで固定してください。これにより、寝ている間に目をこすってしまうことを防ぎます。
- 7. 読書・テレビ・スマートフォン
読書やテレビ、パソコン、スマートフォンの使用は、目が疲れない程度にしてください。過度な使用は避けるよう心がけましょう。
- 8. 重たいものを持つ行為
非常に重たいものを持つ行為や無理に力む行為(例:ビール1ケースに相当する重いもの)は、手術後1~2週間は控えてください。
- 9. 運動・サウナについて
激しい運動(ゴルフや水泳など)やサウナなどで大量の汗をかく行為は、手術後1か月程度は控えてください。
- 10. アルコールについて
アルコールの摂取は、手術後3~4日間は控えめにしてください。アルコールは傷口に影響を与えることがあり、充血が長引く場合もありますので、注意が必要です。
- その他の日常生活での注意点
手や周囲を清潔に保ち、できるだけ目に触れないように気をつけましょう。特に外出時や公共の場では、目をこすったり、触れたりしないように意識することが大切です。
費用につきまして
単焦点レンズ(保険診療)
- 1割負担 約17,000円
- 2割負担 約34,000円
- 3割負担 約51,000円
※ 白内障の症状などにより追加費用が発生する場合もあります
※ その他、高額医療費制度適用で自己負担額が8000円程度になる場合があります。
多焦点レンズ(自由診療)
多焦点レンズは、保険適用外の自由診療となります。費用は医療機関によって異なることがありますので、具体的な費用については、カウンセリング時にご説明いたします。
高額療養費制度について
一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が還付される制度があります。
当院での支払額に加え、他院の医療費や調剤薬局の支払いの1ヶ月分の合計が対象になります。
※限度額は年齢や世帯収入などにより異なります。申請方法につきましては、区役所など窓口にてご確認ください。
白内障手術をご希望の方へ
白内障手術をご検討中の方は、まず一度当院にご来院ください。診察と検査を通して、手術が必要かどうかを医師が丁寧に判断し、その後、手術前の検査や日程について一緒に決めていきます。
初診の方について
初診の方は予約制ではありませんが、当日の流れをスムーズにするために、事前に「初診受付サービス」をご利用いただけます。これは、問診票などの情報を事前にご入力いただくことで、来院時の手続き時間を短縮できるサービスです。
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問診票の事前ダウンロードも可能です。
再診の方について
再診の方は、一部時間帯で予約が可能です。
再診予約をご希望の方は、お電話でお問い合わせください。
白内障手術前検査につきまして
度数決定の計算式とは?
人工眼内レンズを正確に度数調整するためには、眼の奥行き(眼軸長)と角膜の曲率(眼の表面のカーブ)を測定し、これらのデータを専用のレンズ計算式に適用して求めます。レンズ計算式は時間とともに進化し、より正確な結果を提供するようになっています。
当院では、最先端のバレットユニバーサル2(Barrett Universal II)計算式を使用しております。
この計算式は、以前一般的だったSRK/T式と比較して、個々の患者の眼軸長や角膜の特性の影響をより少なく受けるため、特別な補正を必要とせず、より有効で信頼性の高い結果を得ることが可能です。バレットユニバーサル2は、ガウス原理に基づいた近軸光線を用いた厚肉レンズ計算式であり、その詳細は公表されていないものの、現在のところSRK/T式を上回る精度を持つと評価されています。
角膜内皮細胞について
白内障手術を行う前には、スペキュラーマイクロスコープという特殊な装置を使用して、角膜内皮の健康状態を詳細に調べます。角膜内皮細胞は、角膜の最も内側に位置し、角膜の透明性を保つために不可欠です。これらの細胞は呼吸や代謝を助け、角膜がクリアで健康であるために重要な役割を担っています。しかし、これらの細胞は損傷すると再生することがなく、一度死んでしまうと隣の細胞が拡大してスペースを埋めるしかありません。
角膜内皮細胞の数が一定以下に減少すると、角膜の透明性が損なわれ、視力に影響を与える可能性があります。白内障手術は、この角膜内皮細胞に影響を及ぼすため、手術前にこれらの細胞の数を確認し、2500〜3500cells/m²の範囲内であることを確認します。この数値が基準値以下である場合は、手術中にさらなる細胞損失を防ぐための特別な配慮が必要です。また、手術時間が長くなるほど細胞減少が進むため、特に細胞数が少ない場合は迅速な手術が推奨されます。
当院では15分~20分で終わる安全性の高い手術ですので、安心して手術を受けて頂けます。
定期的な眼科検診を
白内障は初期段階で気付くことができれば、進行を遅らせる予防策を取ることができます。そのため、定期的な眼科検診は早期発見のために非常に重要です。
特に以下の方は、定期的に受診することをおすすめします。
- 40歳以上の方:加齢に伴い、白内障のリスクが高まります。
- 喫煙者:喫煙は白内障のリスクを高めるため、定期的な検診が重要です。
- 糖尿病患者:糖尿病は白内障のリスク要因であり、進行を防ぐためにも検診が必要です。
- 高血圧患者:高血圧も白内障のリスクに関与するため、定期的な受診が推奨されます。
- 家族に目の病気のある方:遺伝的な要因も白内障のリスクを高めるため、検診が重要です。
- 過去に目の手術を受けたことのある方:これも白内障のリスク要因となり得るため、定期的な受診が推奨されます。
早期の段階で白内障を発見し、適切な治療を受けることで、視力の低下や生活の質の低下を防ぐことができます。眼科検診を定期的に受けることで、大切な視力を守りましょう。
白内障手術についてご相談されたい方は、初診の方はご予約の必要なく、直接ご来院いただけます。当院は基本的に予約制ではありませんが、再診の方に限り、一部の時間帯で予約が可能です。ご家族の方もご一緒にご来院いただけますので、どうぞお気軽にお越しください。
白内障手術をご希望の方へ
白内障手術をご検討中の方は、まず一度当院にご来院ください。診察と検査を通して、手術が必要かどうかを医師が丁寧に判断し、その後、手術前の検査や日程について一緒に決めていきます。
初診の方について
初診の方は予約制ではありませんが、当日の流れをスムーズにするために、事前に「初診受付サービス」をご利用いただけます。これは、問診票などの情報を事前にご入力いただくことで、来院時の手続き時間を短縮できるサービスです。
- 初診受付サービスを利用して、事前に必要情報を入力
- ご来院後、検査と診察を行い、手術が必要かを判断
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再診の方は、一部時間帯で予約が可能です。
再診予約をご希望の方は、お電話でお問い合わせください。
院長の挨拶
当院では、白内障治療をはじめとしたさまざまな眼科診療を通じて、患者様の「見える喜び」を取り戻すことを目指しています。私は長年、眼科医療に従事し、多くの患者様の視力を改善してきましたが、常に心がけているのは、患者様一人ひとりに最適な治療を提供し、安心して治療を受けていただくことです。
白内障は誰にでも起こりうる目の病気ですが、適切な治療を受けることで、視力を回復させることができます。当院では、最新の医療機器を導入し、安全で効果的な手術を提供しています。また、手術前のカウンセリングや術後のフォローアップにも力を入れており、患者様が安心して手術に臨めるよう、スタッフ一同全力でサポートいたします。
私たちのクリニックは、地域に根ざした医療を提供することを使命としています。地域の皆さまの健康を守り、生活の質を向上させることが、私たちの喜びです。
お困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。皆さまの「見える生活」を取り戻すお手伝いができることを、心より願っております。
経歴
昭和43年
愛知県名古屋市昭和区生まれ
昭和62年
名古屋市立菊里高等学校卒業
平成6年
札幌医科大学卒業
平成6年~16年
名鉄病院勤務
名古屋大学眼科入局 眼科医員
知多市民病院眼科医員
公立学校共済組合 東海中央病院眼科医長
平成16年
田辺眼科クリニック開院
専門医・資格・所属学会
日本眼科学会認定眼科専門医
日本眼科学会
日本眼科手術学会
日本小児眼科学会
白内障手術をご希望の方へ
白内障手術をご検討中の方は、まず一度当院にご来院ください。診察と検査を通して、手術が必要かどうかを医師が丁寧に判断し、その後、手術前の検査や日程について一緒に決めていきます。
初診の方について
初診の方は予約制ではありませんが、当日の流れをスムーズにするために、事前に「初診受付サービス」をご利用いただけます。これは、問診票などの情報を事前にご入力いただくことで、来院時の手続き時間を短縮できるサービスです。
- 初診受付サービスを利用して、事前に必要情報を入力
- ご来院後、検査と診察を行い、手術が必要かを判断
- 必要に応じて術前検査や手術の日程を決定
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再診の方について
再診の方は、一部時間帯で予約が可能です。
再診予約をご希望の方は、お電話でお問い合わせください。
アクセス
自動車で来院される方のために、28台分の駐車場をご用意しています。
詳しいアクセスはこちら
電話番号:052-884-8677
〒466-0054 名古屋市昭和区円上町24-18
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜12:30 | ◯ | ◯ | ◯ | / | ◯ | ◯ | / | / |
16:00〜18:30 | ◯ | ◯ | ◯ | / | ◯ | / | / | / |
受付開始・受付終了時間
午前 8:30〜12:00
午後 15:30〜18:00
休診日
木曜日、土曜日午後、日曜日、祝日
初診の方へ
初めて当院を受診される方のために、初診受付サービスを導入しております。
下記サイトから初診受付の申込みができます。
ぜひご利用ください。
受診当日の流れやご持参いただくものを下記ページにて紹介しています。
問診票の事前ダウンロードも可能です。
混雑状況
曜日やお時間帯によって、スムーズにご案内出来る曜日やお時間がございますので、以下の表をご参考に、比較的お待たせしない曜日やお時間でお越しいただくことをお勧め致します。
あくまで以下の表は目安である事を予めご理解、ご了承の程、よろしくお願い致します。